かまくら春秋社刊「詩とファンタジー」39号が発刊されました。
この中に「星屑ひろい」というページがあって
誌面の都合でカラーページに載せられなかった
詩の作品が毎回こちらに載ります。
そのページのカット(小さなイラストレーション)を描きました。
憧れだった詩とファンタジーに
絵が載ることが夢だったのですが、
毎号カットを載せていただいてほんとうに嬉しいです。
イラストレーターの方たちの絵と
読者の投稿詩で構成されている
とても情緒あふれる素敵な雑誌です。



全国の書店にて発売中です。
見かけられたら
どうぞお手にとってごらんください。

少し先の話ですが
11月に東京での初個展を催させていただけることになりました。
「詩とファンタジー」編集者の平岡淳子さんからお話をいただいたのは昨年のことです。
「よかったらやってみてね」と涼やかなお声で話されたときは、
なんだか夢のようで。。
そのときはすぐにやると思っていなかったのですが
後日、私の方から
「ぜひやらせてください」と電話でお願いしたのです。
そのときはあとで「少々無謀だったかな?」と思いましたが
やなせ先生に
「やってみなさいよ。しっかりやりなさいって言ったでしょ」って
言われた気がして。(←勝手な想像ですが。
奇跡的なご縁や偶然をこっそり”やなせマジック”と呼んでいます)
死ぬまでに一度は東京で絵の個展ができたらいいなあと思っていましたので
この機会にチャレンジすることにしました!
一年間の猶予をいただいてそれからは、今自分のできる精一杯の技量で
7点のアクリル画作品を描きました。
テーマは大好きな児童文学作家の安房直子さんの童話からイメージした
イラストレーションです。
安房直子さんを知ったのは、実は数年前。
そして安房直子さんは過去に「詩とメルヘン」に作品発表をされていたのですね。
(知りませんでした。これも”やなせマジック”かも!?)
こどものころ、童話や物語を読んでは絵を描くという遊びをよくやっていたんです。
夏休みの課題にある「読書感想画」は私の好きな宿題でした。
その「読書感想画」という言葉を、平岡さんに気に入っていただいたのでDMに入れています。
大人になってから読み、描いた読書感想画です。
*
いつもグループ展やイベントでは他の方や主催者さんにお任せしてしまって
自分出てくることはほとんどなかったのですが今回はずっと在廊します。
(やっとやっと家を空けることができるようになったんですよ〜^o^/)
雑貨も少し出せたらいいなあと思っています。
よかったらぜひお越しください。
日にちが近くなったらまたお知らせしますね。
「遠い国の物語」
白土あやこ個展〜安房直子さんの童話から〜
会場:ブックカフェ槐多(カイタ)
東京都世田谷区松原2−43−11
(キッド・アイラック・アートホール地下1階)
2016年11月23日(水)〜26日(土)・11月30日(水)〜12月3日(土)
営業時間:14:00〜21:00
日・月・火お休み
※カフェでの展示なので、お一人様1オーダーお願いします。
個展期間に出会った出来事をこちらのページにまとめています。
よかったらご覧ください。
先月、コンペに応募しました。
東京のギャラリー、GALLERY HOUSE MAYAさんが毎年開催されている
「装画を描くコンペティション」です。
水彩画家の川本みつこさんが応募募集のことを教えてくださいました。
応募要項には課題作品があって、選ぶようになっています。
私は新美南吉著「ごんぎつね」と宮澤賢治「風の又三郎」
そして、課題作品があればそれ以外も出してよかったので
以前描いた宮澤賢治著「茨海小学校」を出品することにしました。
お話の絵を描くことは好きなのでとても楽しい仕事でした。
その作品が今日、返却されてきました。
結果は入選ならずでしたが、最終選考に選んでいただけて
とても嬉しかったです。
このコンペでは、出品者全員にコメントがいただけるということで
コメントが今後の活動の糧になればいいなという気持ちもありました。
いただいたコメントは気持ちのこもった暖かいもので
ありがたいなあと思いました。
出品者ひとりひとりに コメントを書かれるなんて
たいへんなお仕事で頭が下がります。感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも自信を持って絵を描くことを続けていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
応募料2千円多かったんですね(^^;)ごめんなさい
「ごんぎつね」
コメントにある”作品B”はこちら「風の又三郎」
「茨海小学校」
撮影、袋に入れたままですみません・・
これは、続けることできっと何か見えてくるものがあるでしょうね。
また来年挑戦します^o^/