toggle
2015-10-15

高知に行きました:朴の木公園にて

P1020026 2

P1020025 2

P1020044 2

P1020028

P1020034

 

P1020032 2

「このひとはしつこいからね〜」って

言われたこと思い出した。

「お墓まで来たの?しつこいね〜笑」

「こんな遠くまで・・よっぽど物好きなんでしょう」

先生、そんなこと言わないでくださいよ。

「頑張ってますか?」

「頑張ってるつもり・・ですが・・ぜんぜんダメかもしれません」

「生きてるうちが花。死んだら終わり。がんばんなさいよ」

だめだ・・涙があふれる。

先生、ありがとうございました。なんとかこれからもやっていきます。

やるしかないです。

P1020037 2

P1020043 2

先生の大好きな朴の木が植えてありました。

先生の詩をここに書かせていただきますね。(問題あれば速攻消します)

ホオノキ やなせたかし

ヒノキは高級な木

ホオノキは低級な木

朴葉の下駄とか

マナイタになる

でもホオノキのマナイタは

自分が傷ついても

決して包丁の刃を

いためない

トン トン トン

音がうれしそう

ホオノキはモクレン科

ひかえめな木

ぼくは下駄の歯と

マナイタでいい

低級な木の

ホオノキでいい

生まれたところも

香美郡在所村

朴の木(ホオノキ)だしね

**

(墓石に彫られている詩)

柳瀬家はここにあった

三百年以上続いた旧家だが

今は影もかたちもない

一族の墓石は

後方の

山の中腹にある

ぼくはここでねむりたい

故郷の土はあたたかい

木蓮科のマグノリア

一本の朴の木にぼくはなりたい

季節には

はにかみがちに

白い花を咲かせて

風の中でゆれていたい

やなせたかし

に続く

関連記事
Comment





Comment